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妊活

赤ちゃんがほしい!と思ったら。東洋医学で体質改善。妊娠しやすい体を作りましょう。

目次

東洋医学から見る不妊の原因

不妊の主な原因を
4つあげてみました。
もちろんこれだけではないし
原因が複数絡み合っていることもあります。
まずは、自分はこれかも?
と思うところを探してください。

貧血タイプ

このタイプは
東洋医学では
血虚(けっきょ)と言います。

「わたしは貧血って
言われたことないから」
という人がいますが、
血液検査で貧血ではなくても
血虚のことはあります。
ちなみにわたしもこのタイプ。
献血はしたくてもできません(泣)

血は、あたたかいもの、
栄養をすみずみまで運ぶもの。

妊娠 ということで考えると
胎児を育てていくのは
血(けつ)の働きです。

その血が不足していれば
妊娠しにくい・流産しやすい
ということになります。

血虚の症状は

お腹まで冷える
貧血気味
顔色が悪い
肌が乾燥しやすい
抜け毛が多い
胃腸が弱い
爪が割れやすい・薄い

などです。

血の巡りが悪いタイプ 

このタイプは
東洋医学では
瘀血(おけつ)と言います。

瘀血の症状は

手足が冷える
顔がのぼせる
肩こりがひどい
生理でレバー塊が出る
子宮筋腫・子宮内膜症がある
シミができやすい

などです。

わたしは瘀血もあるんですよね。
12cmの子宮筋腫ができて
以前開腹手術したことがあります。
症状が全くなかったので
気づかなかったんですが
我ながら
よくもそこまで育ててしまったものです・・・

生理時のレバー塊も
「みんな出るんでしょ?」
と思っているかもしれませんが
これは瘀血のあらわれです。

ストレスタイプ

このタイプは
東洋医学では
気滞(きたい)と言います。

ストレスが多いと
気の巡りが悪くなります。

気滞の症状は

やる気がでない
ゆううつ
イライラする(特に生理前)
生理前に胸がはる
下痢と便秘を繰り返す
喉に異物感がある

などです。

生理前にイライラしたり
不調があったりするのは
PMS(月経前症候群)
と言われますが
それも気滞の症状です。

生理前にイライラするのは
当たり前でしょ? って
思われるかもしれませんが
これも気滞特有の症状なので
気の巡りがよくなると
本当にイライラしなくなりますよ。

子宝相談とは別に
このご相談も多くて
ご本人はもちろん
ご家族もとても快適に暮らせるようになります。

加齢タイプ

このタイプは
東洋医学では
腎虚(じんきょ)
と言います。

腎、というのは
五臓のひとつで
生殖・加齢をあらわします。
年をとると
だんだん腎の力が落ちて
生殖能力も下降してきます。
ただし、実年齢と体の年齢は
必ずしも一致しないことがあります。

腎虚の症状は

疲れやすい
頻尿
ED
体力がなくなってきた

などです。

食養生や生活の注意点

タイプ別
食養生や生活の注意点です。

これだけでは
なかなか改善しない場合は
漢方薬がおすすめです。
必ずご相談の上、お飲みください。

貧血タイプ

貧血タイプは
鉄分を摂ることがおすすめ。
ですが、
このタイプは胃腸が弱いことが多く
鉄分は吸収しにくいミネラルのため
注意が必要です。

鉄分はビタミンCと一緒だと
吸収率が上がります。
植物性の鉄分より
動物性の鉄分の方が
吸収されやすいので
おすすめです。

ほうれん草・小松菜
プルーン・レバー
などに多く含まれています。

血の巡りが悪いタイプ

瘀血タイプは
にんにく・ねぎ・たまねぎ。
血液サラサラにする
青魚の油もいいですね。
鯖・イワシ・さんま・アジなど
積極的に摂ってくださいね。

巡りが悪いですから
軽い運動をして
血流をよくすることも
おすすめです。

瘀血の漢方薬を妊活で使う場合は
流産の可能性もありますので
漢方薬の強さ・体質・時期等
必ずご相談の上、お飲みください。

ストレスタイプ

気滞タイプは
柑橘類がおすすめです。
後は、香りの強いもの。
三つ葉や紫蘇・せりなど
食材というより
ハーブという感じですね。

ストレスを発散させることも大事ですので
ひとつのことにとらわれず
趣味などを持ち
軽い運動をして
気を巡らせていきましょう。

加齢タイプ

腎虚タイプは
体力がないですから
消化がよく滋養のあるものが
おすすめです。

山芋・卵・豆腐・うなぎなどですね。

体のサビを防止する
抗酸化物質もすすめられます。
緑黄色野菜・果物など
濃い色素の抗酸化物質を
積極的に摂りましょう。

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